包茎治療後に傷跡が残った場合

真性包茎や仮性包茎、カントン包茎の治療は、陰茎の皮を手術で切除した上で縫い合わせるという方法が一般的です。手術跡は陰茎の皺に隠れるので、通常はほとんど目立つことがありません。したがって、手術をしても分かりにくいのが一般的です。また、術後に抜糸をしてからしばらくすると、徐々に傷跡も回復していきます。メスを入れる場所もあらかじめ決められているので、ほとんど心配は要りません。

ですが、まれに包茎治療後の経過が思わしくなく手術痕が目立ってしまうというケースがあります。包茎治療は人に知られたくない場合が多いので、手術痕が目立つことによって悩む人もいます。そうした場合は、まず手術をしたクリニックに相談しましょう。

包茎治療を行うクリニックの多くは術後のケア体制も整えているので、手術痕の相談にも応じてくれます。担当した医師と話し合いつつ、傷跡を目立ちにくくさせるぴったりな方法を探してください。

傷跡の治療方法について

同じクリニックでの術後ケアに不安を感じたり、病院の術後対応が不十分な場合は、再度別のクリニックを受診することをお勧めします。包茎治療の場合、傷跡を目立たなくさせる治療を専門にしているクリニックがあります。ウェブサイトで検索して、探してみましょう。

包茎治療の再治療には、大きく二つの方法が考えられます。一つは塗り薬による治療です。ステロイドや、色素沈着を薄くする作用があるハイドロキノンなどを用いて、ある程度傷跡を薄くすることが出来ます。術後の色素沈着で目立つ傷跡には有効な方法です。

また、傷跡を回復させるための内服薬を使う場合もあります。他方で、完全に包茎治療が完了していないために、除去されずに残った皮のために傷跡が目立つことがあります。その場合は、再手術によって傷跡を目立たなくさせることが出来ます。どの方法を取るかは実際に相談した上で決めましょう。一人で悩むよりも、適切なカウンセリングを受けることをお勧めします。

まとめ

包茎治療が上手く行くかどうかは、医師の経験や技術によるところが大きいと考えられます。また、事前の相談内容や体質でも大きく左右されます。一般的に、包茎治療の傷跡ははほとんど目立ちませんが、まれに分かりやすい跡になってしまう人もいます。傷跡が気になったり悩みのタネになった場合は、すぐにクリニックで相談しましょう。クリニックによっては、傷跡のケアを専門に受け付けている所もあります。思い切って再診を受けてみてください。